ペットは言葉をしゃべれない。
だけど飼い主は彼らが何をしたいのか、何を考えているのかがわかる。

なぜなら彼らは飼い主に全身で何をしたいのか、何を考えているのかを理解してもらおうと表現するからだ。

人というのは、自分に関わる人が、特に自分と深い関係にある人が、自分に嘘をつくことが有るのだと言うことを、なかなか認めようとしない。
　
確かに、言葉は物事を表現するのに非常に便利な道具だ。
だが、偽るのにも有効な道具だ。
言葉は言葉でしかない。
嘘もつく。
　
それでも俺は、何がしたいか、何をして欲しいか、何を考えているのか、何を伝えたいかを、互いに身体の表現で伝え合えるような関係を築きたい。
　
それらの動作をきちんと理解していても、相手の思いや期待に上手に応えられないかも知れない。
他にも色んな態度や仕草があると思う。
　
けれど、そう言うものを乗り越えて、夫婦関係や血縁、恋人同士、主従関係などとは違った、また別の絆を作りたい。