なぜか人は、明日のことばかりを、気にしすぎているように思える。
３年後、５年後、１０年後、２０年後・・・と。
俺はそう言う人に言うんだ。
「そんな将来を気にする事無いですよ。」と。
そして、「あなたの命の時間を考えたことありますか？」って聴くんだ。
だけど誰も答えられない。
だから教えてあげるんだ、「あなたが『おぎゃ』と生まれて、１００歳で亡くなったとして、たったの３６５００日ですよ。８０歳まで生きたとして、２９２００日です。」とね。

そして、一日を【寝ている時間】、【仕事をしている時間】、【自由にできる自分の時間】、の３つに分ける考えを持っている人にはこう言うんだ。

「その１/３ってどのくらいだかわかりますか？　８０歳まで生きたとして、９７３３日ですよ。あなたが、一生の間に自由にできる１/３の時間は９７３３日ですよ。でもこの中には、あなたが赤ん坊であった時と、老いてからの寝たきりの時間までが含まれています。　あなたが、自分の意志で活動できる時間はさらに短いものとなって、およそ３６５０日です。そうです、明日のことを憂いても仕方がないのです。いまの人生を楽しみましょう。限りある命の時間を無駄にはしたくないものです。」

人類がこの地球上に誕生して以来、人間は他人に関してまるっきり興味など有りません。
自分にしか興味がないように作られているのです。
ではなぜ、人間は自分のことしか考えない生物なのでしょうか。
それはこの生命の長さもその一因にあるのかもしれません。
限りある命の時間を、自分のために生きるためではないでしょうか。
無駄にはしたくないものです。