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今日は、「戦後民主主義到来の日」です。 1949(昭和24)年、新しい民主主義の到来を謳った青春映画『青い山脈』が封切られました。 この映画は、僕が生まれる前年に撮られた映画です。
子供の頃、今はもうありませんが、千葉県銚子市の小畑無線という、犬吠埼にほど近くにあった海外無線局の「社宅街」に住んでいたのですが、そこは今のNTT、昔の電電公社社宅で、労働組合が、社宅の中の広場などにスクリーンを張って、夜(野外ですから夜しか映写できない)、野外で映画を上映してくれました。
近所の人たちとゴザ引いた上に座った母の膝の上で、物心ついたころからいろんな映画を見ましたねぇ。 この映画もよく見ました。
とにかく、日本の映画だけでなく、アメリカの映画や、ヨーロッパの映画、フランスの映画、ドイツの映画、ソ連の映画・・・・、などいろんな映画を見ましたねぇ。
弁士(と言っても組合のひとですが)ががなりたてる無声映画なんかもよく見ました。 チャップリンの映画などほんと面白かったです。
洋画は字幕なしの映画だったんですが、皆さん仕事柄外国語が堪能な方が多かったのと、言葉の分からない人には、分かる人が教えてあげたりしていました。
同じものを毎日一週間、雨でない限り何度も上映しますから、何度も見ているうちに自然と覚えてしまうので、それほど問題なかったみたいですね。 まぁ、俺の外国語はこのころにみた映画で覚えたってことですかねぇ
時々あの頃に戻りたいと思うことも有りますが、もう「社宅街」自体が無くなってしまいましたから、それももう今では叶わない夢ですけどね。
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14:55, Friday, Jul 19, 2024 ¦ 固定リンク
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