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PC Onlineより。
「ガンブラー」と呼ばれるのは、当初使われていた悪質サイトのドメイン名が「gumblar.cn」だったためだ。 “オリジナル”のガンブラーが出現したのは2009年春。 このサイトはまもなく閉鎖され、以降の攻撃ではさまざまなドメイン名のサイトが使われるようになっている。
Webサイトを改ざんし、アクセスしたユーザーにウイルスを感染させようとする攻撃は、「ガンブラー(Gumblar)」などと呼ばれている
ガンブラーでは、有名なサイトにもわなが仕込まれるので、「怪しいサイトにはアクセスしない」といった対策は通用しない。 改ざんされたページにアクセスした場合でも、ウイルスに感染しないような対策が必要だ。
 図1 2009年12月から2010年1月にかけてWebページを改ざんされた企業・組織の一例。改ざんされたページには、ウイルスを感染させるような「わな」が仕込まれた。現在では、該当ページは修復あるいは閉鎖済み


攻撃者は、企業のWebサイトに不正侵入し、Webページを改ざん。悪質なプログラムを埋め込む。 このプログラムはWebブラウザーには表示されないので、ユーザーはまず気付かない。
プログラムの目的は、攻撃者が用意した悪質サイトから、ウイルスをダウンロードさせること。ユーザーが改ざんされたページにアクセスすると、埋め込まれたプログラムをWebブラウザーが解釈。Webページの表示はそのままで、バックグラウンドでウイルスがダウンロードされる。
ウイルスには、WindowsやJRE(Java Runtime Environment、Java実行環境)、ADOBE READER、FLASH PLAYERといったソフトの脆弱(ぜいじゃく)性を悪用する仕掛けが施されている。このため、古いソフトをインストールしているパソコンでは、改ざんページにアクセスしただけで感染する危険性がある。
対策の一つは、利用しているソフトウエアを最新版に更新して脆弱性を解消すること。 マイクロソフト製品については、Windowsの自動更新機能を有効にしておけば、自動的に更新されるので心配ない。 それ以外の製品の多くについては、ユーザーが自分で更新する必要がある。
利用している製品のバージョン確認に便利なのが、情報処理推進機構が提供するツール「MyJVNバージョンチェッカ」。 JREがインストールされているパソコンでは、同ツールのWebページにアクセスするだけで、主要ソフトのバージョンをチェック可能。 最新版でない場合には、更新方法を案内する。
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